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研究紹介
慢性潰瘍の予防と治療方法
確立のための基礎的研究

MIKIKO
UEMURA

植村 弥希子

理学療法学専攻

【研究分野】

物理療法、創傷治癒

【研究テーマ】

褥瘡(じょくそう)や糖尿病性足潰瘍などの慢性潰瘍(治りにくい傷)の予防と治療のための理学療法手段の確立を目指しています。圧測定器などを用いて動作による圧分布の変化をみたり、理学療法手段の1つである電気刺激の創傷治癒のメカニズムを細胞を用いて検証したりしています。

細胞実験の風景
圧測定器を用いた体圧分布の測定
皮膚の細胞の染色写真(青:核、緑:細胞骨格)
電気刺激を用いた慢性潰瘍の治療

【研究の魅力】

慢性潰瘍に対する理学療法は日本ではまだ歴史が浅いですが、昨今とても注目されています。その予防効果と治療メカニズムの検証を行うことで、苦しむ患者さんを減らせるのではないかと期待しています。研究を通じてコミュニティも拡がりますし、学会発表などで海外や全国各地に行けるのも楽しみの一つです!

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