作業療法学専攻3年生は授業「精神科作業療法総合演習」で、精神科作業療法の一環として「箱づくり法」を経験しました。箱づくり法は対象者の作業能力やパーソナリティ特徴を多面的に評価するために考案された手法です。治療構造論的視点に基づき、対象者が「箱」という器を素材に、自身の内面世界と対外的な自己像を同時に表象できるのが大きな特徴です。

学生たちは初めての活動を通して、精神科作業療法において対象者を多面的に評価し、支援計画を立てていくための考え方を学ぶことができました。

9月からは6週間の評価実習がスタートします。春学期の授業も残りあと少しですが、実習へ向けた準備と学びを重ねていきましょう!