2016年6月12日(日)、今年度2回目のオープンキャンパスが開催されました。
あいにくの雨でしたが、リハビリテーション学科の学科紹介、ミニ講義には50数名の学生さん、保護者の方にご参加いただきました。今回は「「生活環境」と「人の身体・こころ」との関係」というテーマのもと、言語聴覚学専攻の不破真也助教が嚥下障害について紹介しました。
言語聴覚学専攻の学生スタッフ6名が有志で参加。2年生が1年生を引っ張り、1年生がムードを盛り上げ、それぞれがそれぞれの役割をしっかりと果たしてくれました。和気あいあいとした学生の楽しい雰囲気が参加者のみなさんに伝わったことと思います。
午後の専攻体験では、参加者のみなさんにトロミ水を作って飲んでいただく体験をしてもらいました。嚥下障害がある方にとって液体は誤嚥しやすいものです。液体にトロミを付けて誤嚥しにくいように調整するのもSTの大切な仕事です。参加者のみなさんからは、「トロミを付けると味が変わるね」「お茶はトロミをつけると苦みが強くなった」「ドロドロになりすぎるとかえって飲みにくい」など、医療現場で実際によく耳にするような鋭い感想が次々と飛び出しました。