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言語聴覚学専攻
リハビリエッセー(旧)
保健医療学部

リハビリテーションってどういうこと?-第3回 言語聴覚士-

夏です。この季節の果物、Bさんは「すいか」が大好きです。
 

ところが、Bさん。「すいか」と言ったつもりなのですが、聞いた人には「すいた」と聞こえてしまうそうです。
 
病院に行って調べてもらうと、口やのどのまわりの筋肉が上手く働いていないことが分かりました。
 
お医者さんは、「正しく発音できるように、リハビリテーションをしましょう。」と言って、Bさんに、若い女性の言語聴覚士の先生を紹介しました。


 
言語聴覚士は英語でSpeech-Language-Hearing Therapistというので略してSTさんと言います。
 
まず、STさんはBさんに正しい発音の「すいか」をなんども聞いてもらいました。
 
次に、Bさんは自分の発音した言葉を聞きました。
 
そのあと、STさんに舌を少し押さえてもらって発音すると、少し「すいた」から「すいか」に近い発音になりました。
 
しばらく病院に通って、練習をすると、かなり上手く舌の形を調節しながら発音できるようになりました。


 
今度の夏は、大きな声で「すいか!」と叫べそうです。
このように、発音が上手くいかない人たちや、人の話が聞き取りにくい人、食べ物がうまく飲み込めない人たちのリハビリにたずさわるのがSTさんです。

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