今回、作業療法学専攻教員の中原助教が、12月10日に摂津医誠会病院にて「退院支援から連携を考える」をテーマに、臨床の作業療法士の方々を対象に講師を務めました。
講習会では、中原先生の研究から得られた知見も含めた内容で講義が進行されました。
リハビリテーションは、一つの病院や施設で完結することはなく、病期によって退院したり、退所したりします。
その際の問題点として、担当者や環境が変わってしまうことによる患者さんや家族さんの混乱や医療者間の連絡ミスによるトラブルが発生することがあります。
多くの問題は、コミュニケーションの改善で変わりますが、簡単なことではありません。
退院支援を考えると病院や施設内の連携も改善し、地域の中で病院や施設がより活躍できるようになります。
当日研修会へご参加いただいた作業療法士の皆様、ありがとうございました。
今後も自分たちの研究活動や、様々な情報を発信できるように努めて参ります。