2024年11月5日~9日まで、札幌コンベンションセンターにて第8回アジア太平洋作業療法学会(APOTC)が開催されました。本学からは、1名が口述発表を、5名の教員がポスター発表を行いました。また、11月9~10日は同会場にて第58回日本作業療法学会が開催され、2名の教員がポスター発表を行いました。
会場内では、アジア各国の作業療法士が活躍している様子が伝わり、国境を越えた交流を通じて活気あふれる学会となりました。日本からは、日本作業療法協会の中村春基前会長が登壇され、OT協会の設立から現在までの歩み、そして今後の作業療法に期待される役割についてご講演されました。また、各種ワークショップでは活発な意見交換が行われ、多くの参加者が熱心に議論に参加していました。
本学会を通じて、作業療法(OT)の未来は多様なニーズに応える形でさらに発展していく可能性を感じることができました。
【第8回アジア太平洋作業療法学会(APOTC) 発表者】
演者:有久勝彦 准教授(筆頭演者)
演題名:A study of the content validity of the re-evaluated version of the Risk Prediction Ability Assessment.
演者:辻陽子 准教授(筆頭演者)
演題名:Research on teamwork within offices providing psychiatric home nursing services
演者:掛川泰朗 講師(共同演者)
演題名:Visual attention deficit in optic ataxia: Pathophysiological interpretation of a case with subclinical neglect in the peripheral visual field
演者:楠田耕平 助教(筆頭演者)
演題名:The frequency and predictors of instrumental activities of daily living of patients with stroke after discharge from a convalescent rehabilitation ward
演者:中原啓太 助教(筆頭演者)
演題名:Assessment of the Impact of Rehabilitation Conferences on Activity and Participation in Patients with Subacute Cerebrovascular Disorders: A Comparison of Home Visiting Rehabilitation and Traditional Handover Methods
【第58回日本作業療法学会 発表者】
演者:丹葉寛之 教授(筆頭演者)
演題名:保育クラス運営に対する環境調整を主としたコンサルテーションの取り組み―環境調整で子どもと保育者を元気に!―
演者:山本達也 助教(筆頭演者)
演題名:回復期リハビリテーション病棟における大腿骨近位部骨折患者の睡眠状況とリハビリテーションアウトカムの関係