2017年3月26日(日)、今年度最後のオープンキャンパスが開催されました。
リハビリテーション学科の学科紹介、ミニ講義には120名とたくさんの生徒、保護者の方々にご参加いただきました。今回のミニ講義では、「人を幸せにするリハビリテーション」というテーマのもと、1人の患者様に対して、PT、OT、STが、チームとしてどのようにリハビリテーションを行っているのか、ということについてお話しました。言語聴覚学専攻では松尾貴央助教が嚥下(飲み込み)のリハビリテーションについて講義をしました。
午後は、嚥下機能について知っていただく試みとして、飲み込みの一連の動作や姿勢による食べやすさ食べにくさを体験してもらいました。また、教員の研究室や言語聴覚学専攻の施設見学(会)も行いました。
「職業体験フェスタ」において,言語聴覚学専攻では「人工喉頭」を紹介しました。人工喉頭は、喉頭癌などで声帯を摘出された方が使用される発声装置です。これを使うことで、手術で一度は声を失った方でも、音声でコミュニケーションを取ることが可能となります。人工喉頭を使って、発声せずに「声」が出る体験にみなさんはとても驚かれていました。この「職業体験フェスタ」での体験を通して、希望される学科、それ以外の学科についても、その魅力も感じていただけたのではないかと思います。
その後の在校生カフェでは、在校生と一緒に本学での大学生活や授業、そして受験についての疑問にお答えしました。また参加者のうち希望のある方には、ケーシーや白衣姿で聴診器や人体模型と一緒に記念撮影をして頂きました。みなさんケーシーや白衣に初めて袖を通されて、これから目指される将来像のイメージが膨らんだのではないでしょうか。
次回オープンキャンパスは、平成29年5月28日(日)を予定しています。