作業療法学専攻1年生の授業である基礎作業学Ⅰでは毎年、家事や仕事などを指す『Instrumental Activities of Daily Living:IADL』についての観察・分析を行います。
今回は「身体の一部の動きが制限された(不自由な)方が行う家事」に焦点を当て、身体の動きを制限した状態での家事を実施・分析しました。
「調理」「買い物」「洗濯」「掃除」などの班に分かれ、学生1人1人が当事者係・記録係・介助係などの役割を担いつつ、実際の活動を通して様々な視点からの分析を実施しました。


分析後は各班に分かれて発表のための準備を行い、後日発表会を行いました。
各班ともに、1年生ならではのユニークな分析だけではなく、1年生ながらも作業療法の視点から分析を行えているなど、4月の入学直後からの成長を感じさせてくれました。

今後は春学期の定期試験後、秋学期には見学実習も控えています。
作業療法士の卵として成長を見せている1年生、今後のさらなる成長が楽しみです。