リハビリテーション学科作業療法学専攻では、地域を学ぶ特別授業の一環として、柏原市役所を訪問させていただきました。今回の訪問では、柏原市政策推進部企画調整課の職員の方々から「柏原市のまちづくり」について講義を受け、市役所庁舎の見学や市議会の傍聴も行いました。

柏原市は、大阪府の東部に位置し、豊かな自然や歴史・文化資源に恵まれたまちです。現在「第5次総合計画」に基づき、
・安全で安心して健やかに暮らせるまち
・地域資源を活かした魅力あふれるまち
・利便性と快適性の高い住みよいまち
・やさしさと思いやりを育むまち
・みんなでつくる暮らし続けられるまち
という5つの目標を掲げ、さまざまな取り組みを進めています。
当日は、少子高齢化や人口減少、公共施設の老朽化といった課題に対し、柏原市がどのように地域資源を活かし、市民と協働して未来を築こうとしているのかを学びました。また、2025年大阪・関西万博での市のPR活動や、日本遺産「龍田古道・亀の瀬」を活用した観光振興など、地域の魅力を発信する取り組みも紹介されました。
学生たちにとって、地域課題と向き合う行政や企業の取り組みを直接知ることで、作業療法士としての将来像を考える貴重な機会となりました。



