長期の実習を終え、一回りも二回りも大きく成長した作業療法学専攻の4年生たちが、いよいよ国家試験合格という最大の目標に向けてスタートを切りました。9月から本格的に始まる対策の第一歩として、恒例の国家試験対策合宿を実施しました。教員と学生が一体となり、この大切な時間を過ごしました。
膨大な試験範囲を前に、学生たちは時に戸惑い、苦戦します。しかし、本学が大切にしているのは「共に学ぶ姿勢」です。この合宿では、一人で黙々と机に向かうのではなく、仲間と語り合い、試行錯誤することで理解を深めていきます。国家試験は、一人で戦うものではありません。同じ夢を持つ仲間と支え合い、困難を乗り越える。教員もその思いを強く持ち、寄り添いながら指導にあたっています。


時には甘いお菓子で疲れを癒し、時には仲間との会話で息抜きをしながら、学生たちは自身の限界に挑みました。そして、2日間の合宿を終えた彼らの顔は、達成感と自信に満ちたものでした。合宿前後のテスト結果が示す確かな成長は、この濃密な時間がもたらした大きな成果です。
まだ試験当日まで時間はありますが、彼らは合格への第一歩を力強く踏み出しました。本学では、学生一人ひとりが輝ける未来へ進めるよう、教員一同、全力でサポートしていきます。