作業療法学専攻2年生の「義肢装具学」で、上肢切断後の生活を支える訓練用仮義手を製作しました。今回は、本学リハビリテーション学科名誉教授の谷合先生にご講義いただき、仮義手を「作る・合わせる・使う」体験を通して、授業で学ぶ知識を臨床での支援の視点へつなげました。


まず、谷合先生より製作のデモンストレーションを行っていただき、製作時の注意点や重要ポイントを教えていただきました。その後、自分たちも採型から組み立てまでを担当し、「ここが当たって痛くないか」「装着したときにぐらつかないか」などを確かめながら、調整を重ねて仕上げました。作業を進める中で、これまで解剖学や運動学で学んできた内容が、義手の構造や動きの理解に直結することも実感できました。
次に完成後は実際に装着して操作を試し、どのような身体の動きで義手が作動するのかを確認しました。さらに、日常生活の中で使い続けるためにはどのような工夫が必要なのかについても考える機会になりました。
最後に、ものづくりを通して得た気づきは、根拠をもって支援するための土台になります。2年生は2月から見学実習が始まります。今回の授業で得た学びを、実習の場面での観察や支援の視点につなげられることを期待しています。