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リハビリエッセー(旧)
保健医療学部

総合リハビリテーション診療所にて“健康フォ-ラム”第9回「転倒予防のための暮らしの工夫と棒体操」を開催しました。

 2014年12月2日(火)、関西福祉科学大学附属総合リハビリテ-ション診療所の主催で柏原市民を対象とした“健康フォーラム”を実施しました。本フォーラムは、地域の皆様に転倒や腰痛、認知症などを予防して健康に過ごすための考え方や、リハビリテーションの実際に関するアドバイスを行うことを目的としています。講義や実技体験を通して参加者の皆様に楽しんでいただき生活に取り入れていただけるよう、3月より月1回、テーマを変えながら定期的に実施しております。
28名の参加者に対して、本学部リハビリテーション学科の横井准教授から“転倒予防のための暮らしの工夫と棒体操“について講義が行われました。参加の皆様はとても熱心に聞かれておられました。
(→写真1)

高齢者の方は前方に転倒することが多いと報告されています。なぜ、前方に転倒しやすいのかを実技を交えて解説しました。
(→写真2)

転倒予防に効果があり、暮らしの中のちょっとした工夫で簡単に実施できる3種類の体操(踵挙げ、つま先挙げ、タンデム立位)を参加者の皆さんと体験しました。
(→写真3)

最後に、私自身が開発した「転倒予防のための棒体操」を実施しました。棒体操は、新聞を丸めて作成した棒を投げる・受け取る・回転させることで、バランスを急激に崩した姿勢を体験するものです。そして、この体操では、棒を投げ損ねたり、受け取り損ねたりすることもバランス能力を養うために大切な体験になります。皆さん、失敗を恐れず、暮らしの中で経験したこのない動きを何度も経験されていました。
(→写真4)

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